[ここまでのあらすじ]
去年(2021年)の10月、ようやく重たい腰を上げて歯のチェックのため、歯科受診。
そこで判明したのはこれまで治療した虫歯の再治療と新しい虫歯と2本の親知らずの抜歯だった。
というわけで、人気の歯科らしく予約が取れず虫歯の治療も年明けまでかかった。
そして抜歯。一気に抜くと体への負担も大きいし、年度替わりもあるので1本は2月にもう1本は仕事が落ち着きそうな5~6月にすることにした。
抜歯の予約のほうが早く、そこに3回目の新型コロナワクチン接種と梅狩り、おうちの予定ともりもりのスケジュールとなった。
2月後半の週末は副反応と抜歯のためおとなしくしておくこと、のため、おうちで寝ていた。
ちなみに抜歯は人生で2本目。別の歯科だった。
なので、今回の治療の流れは驚くべきことが多かった。前のとき、こんなに手厚く後処理をされなかったぞ。
さて、抜歯後発熱もせず、痛み止めも適度に効いてつらい思いもそんなにせず(午前11時から抜歯をしたので、麻酔が抜けず昼食を抜く、ということになっちゃったけどな!)週末を過ごし、消毒のため受診。
そのときにもらっちゃったんだよ、シリンジ!
シリンジ、というのは針をつぶした注射器のようなものだ。
香水をアトマイザーなどに入れるのに使うものにも似てる。
今回は消毒液を吸い上げ、患部に噴きかけるためだった。
縫っている糸に汚れがついて新たな虫歯の原因になるから、勢いよくぶっかけて汚れを飛ばすためだ、と聞いた。
ちゃんと先生のお話は聞いていたけれど。私はそのシリンジに夢中!
だって!あれ!
万年筆のボトルインクの残りが少なくなったとき、コンバーターにインクを入れるのに使えるじゃん!
医療用だから性能もよさそう!
液漏れなんかしないぞ、きっと!!!
この消毒が終わったら、インクに使えるんじゃない?
色彩雫の「躑躅」のインクがもう万年筆では吸引できなくなっているんだよ!
やったー!やったー!やったー!!!!!
異様な大興奮状態で消毒は終わった。
病院からの帰りにはたと気づいた。
「だめじゃん。次の抜歯でまた使うじゃん!」
シリンジをすぐに使うことはできそうにないけれど、初夏の乱が終われば使えるってことでしょ?
う、うん。わかった。待つよ、そこまで!
という抜歯2月の乱は、数日後、抜糸をしたらひとまず終了。
そこまでがんばれ!
コメントを投稿
別ページに移動します